カナダのコープ(Co-op)留学 | 有給インターン | カナダに働きながらリーズナブルに滞在する方法

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Co-op留学(コープ留学)

働きなが就学できるCo-op留学(コープ留学)は、カナダに1、2年間リーズナブルに滞在したい人に大人気。仕事斡旋が100%保証された学校もあります。

Co-op(コープ)留学とは

昨今人気急上昇中のCo-op留学(コープ留学)。Study and Workとも呼ばれるコープ留学は、その名の通りカナダで勉強しながら働ける「海外の有給インターンシップ」です。(※後述しますが、州によっては無給のこともあります。)座学と就労で構成され、就労期間はプログラム全体の50%までと定められています。

コーププログラムは、私立専門学校や公立カレッジで受講可能ですが、一般的に留学生に人気のコーププログラムは、バンクーバーやトロントの専門学校で開講されているプログラムを指していることが多く、「6ヶ月座学+6ヶ月就労=1年プログラム」や「1年座学+1年就労=2年プログラム」など、座学と就労期間が50%ずつの構成が主流です。

専門学校のコーププログラムは、IELTS4.0や5.0程度から受講できるものもあり、早期に就学をスタートさせてカナダでの就労を経験したい人に人気があります。

コーププログラム期間中は、座学期間中も現地でのアルバイトが週20時間まで可能なため、リーズナブルに中長期的なカナダ滞在を叶えたい人にも魅力が高いプランです。

このような方にぴったりです!

  • 海外で就労経験を積みたい
  • 働きながらリーズナブルに1、2年程度カナダに滞在したい
  • ワーホリでは難しい職種での就労を経験したい
  • カナダで働いてみたいけど、年齢制限でワーホリには参加できない
  • ワーホリはもう使ってしまったので、ほかの方法で働きながら滞在したい
  • ワーホリを計画していたけれど、出発までにビザの申請が間に合わない
  • 留学経験をその後の人生に活かしたい

 

Co-opプログラムが開講されている学校

カナダのコーププログラムは、私立専門学校や公立カレッジで開講されています。専門学校にも〇〇カレッジと名称にカレッジという言葉が含まれることも多いですが、学校区分としては、卒業後の就労ビザであるPGWP(Post Graduation Work Permit=ポスグラ)が申請できる学校がカレッジ、できない学校が専門学校と考えると分かりやすいです。

専門学校のプログラムは、座学と就労が50%ずつで構成された1~2年のプログラムが多く、ある程度の英語力があれば入学できるプログラムもあるなど、入学条件や費用面から留学生に人気があります。そのため、『コープ留学』というと、専門学校で開講されている留学生用のプログラムを指していることが多いです。

公立カレッジでもコープが含まれるプログラムがありますが、カレッジのコープ期間は長くてもプログラム全体の30%程度であることが一般的で、入学基準が高く、また、座学期間中に一定以上の成績を収めた学生にのみコープの参加資格が与えられるなど、専門学校よりハードルが高くなります。

専門学校 カレッジ
都市 バンクーバー、またはトロント。 カナダ各都市
プログラム期間 1年~2年など、プログラムによって様々。 1年サティフィケート、2年ディプロマが主流。
コープ就労期間 プログラムの50%が主流。 1年の内一学期間(約4ヶ月)までが主流。
入学条件 高校卒業。ILETS4.5程度から参加できるプログラムもあり、入学条件が緩やか。 高校卒業資格のほかに、高校の特定科目の受講や成績が問われることも多い。英語力はIELTS6.0~6.5程度と入学基準が高い。
コープ就労参加条件 特になし。 一学期目の成績など、参加条件が設けられている。
在校生 全員留学生。 現地の学生がほとんど。
入学日 ほとんどのプログラムで年に複数の入学日がある。 毎年9月が主流。プログラムによっては1月、5月が可能なことも。
入学手続き 非常にシンプル。 プロセスには数ヶ月かかることもある。プログラムによっては1年前の出願が必要など、慎重な計画が必要。
授業の様子 働きながらリーズナブルにカナダに滞在するためのプログラムと捉えられていることも多く、受講生のモチベーションや授業の質は公立のように高くないことも。 教育レベルが高水準で、履歴書でもしっかりとした学歴となる。
授業料 2年で130万円程度など、リーズナブルなプログラムもある。 年間200万円を超えることも珍しくなく、高額。
卒業後 PGWPは対象外。 PGWP対象。

Co-opプログラムで学べること

コーププログラムでは、カスタマーサービス、ビジネス、ホスピタリティ、IT分野に人気があります。プログラムの詳細は各学校で異なりますが、プログラム内容や入学基準の目安を参考にしてください。

プログラム 内容 英語のレベル
コミュニケーション・カスタマーサービス どの業種でも必要なビジネスコミュニケーションスキル、接客スキルを身に付けるプログラムです。英語力の設定が低めのプログラムもあり、早期にコーププログラムに参加したい人にも向いています。 IELTS4.0~5.5
ホスピタリティ・ホテルマネージメント ホスピタリティ業界での接客スキルやコミュニケーション、ホテルや宿泊施設の運営や管理についての基礎知識を学びます。 IELTS5.0~5.5
マーケティング・デジタルマーケティング 営業やマーケティングにフォーカスを当ててビジネスを学ぶプログラムです。昨今どの企業でも欠かせないサーチエンジンやSNSを活用したデジタルマーケティングについての知識を修得します。 IELTS5.0~6.5
ビジネスマネージメント・アドミニストレーション 管理職や経営者など組織の中でリーダーシップをとるためのコミュニケーションや、データ管理、会計、経営判断などビジネス現場で必要なノウハウを学びます。 IELTS5.5~5.5
国際貿易 国際貿易に関わる運用やロジスティクスについて基礎を学びます。 IELTS6.0
IT ウェブサイト構築、アプリのデベロップメント、ITの運用管理についてなど、IT系の知識を学ぶプログラムです。就職には高い英語力や経験が求められる分野です。 IELTS6.5
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入学条件

専門学校のコーププログラムの入学条件は、英語力と高校の卒業資格です。英語力はプログラムによって異なり、IELTSやTOEICスコアを提出することもできますが、各学校のオンラインレベルレストを受けることも可能です。学校テストは無料なので、すでにスコアを持っている場合以外では、学校のテストを受けることが一般的です。

高校の卒業資格証明は、高校の卒業証明書を英文で提出します。学校によっては大学など最終学齢の卒業証明書が必要なことや、プログラムによっては大学卒業資格が必須なこともあります。

トロントンの場合、オンタリオ州の規定により、高校の卒業証明書と成績証明書を指定の外部機関で査定してもらう、またはWonderlic(ワンダリック)という州が定めたテストを受験する必要があります。

  • 英語力が入学基準に達していない場合どうすればよいですか?

    コーププログラムに直接入学できる英語力に達していない場合は、最初に併設語学学校で英語の勉強をすることができます。IELTSやTOEICスコア、または学校のレベルテストの結果から、英語コースに必要な期間を算出してもらうことも可能です。

    ※英語コース期間中は、アルバイトをすることはできません。

Co-opでの就労について

コーププログラムでは、履歴書の書き方や面接のノウハウ、求人情報の提供など、就職へ向けたサポートを学校から受けながら仕事を探します。新規スタッフを募集している会社へコンタクトを取ることや、面接の日取りを決めるなど、就職活動自体は受講生本人が行うものですので、一般の就職活動と同様に積極的に動くことが大切です。

コープでも仕事の探しのプロセスは一般の就職活動と同様のため、就労には経験を問われることも多いです。コーププログラムだからといって、これまでに経験のない職種でハイスキルなポジションに就けるといったことはないので誤解のないようにしましょう。

コープでの就労先を自力で見つけることができなかったということも起こり得ますが、だからと言って学費の返金を求めることはできません。コープでの就労を保証している学校もあるので、就職活動に不安がある場合は、就職保証の学校を選択すると安心です。但しその場合も、それぞれの経歴に見合ったポジションであることは同様です。

※コープで就労するためには、学生ビザのほかにコープ用の就労ビザを保持している必要があります。

バンクーバーは、BC州の規定でコープでの就労は必ず有給となります。オンタリオ州ではそのような規定がないため、トロントでは無給のこともあります。

プログラム期間中ずっと働ける

カナダの留学生は、有効な学生ビザを保持し、半年以上の専門プログラムにフルタイムで在学していることを条件に、現地でアルバイトをすることが可能です。Off Campus Work Permitと呼ばれる制度で、これによってコーププログラム前半の座学期間中も、週20時間まで働くことが可能になります。

コーププログラムでの就労とは別なので、プログラム分野とは関係のない自由な職種でのアルバイトが可能で、また、コープ用の就労ビザが届いてない状況でも、学生ビザに就労を許可する一文が記載されていれば働くことができます。

※Off Campus Work Permitは、授業がある期間は週20時間まで、休暇期間中はフルタイムで働くことができます。

※座学期間中に就労するためには、コープ用の就労ビザとは別に、学生ビザに就労が許可される旨の一文が記載されている必要があります。

Co-op留学のビザ

コープ留学には『コープビザ』が必要と聞くことがありますが、実際にはコープビザという種類のビザはありません。カナダのコープ留学に参加するためには、学生ビザとコープ用の就労ビザをセットで保持する必要があります。日本で学生ビザと就労ビザをそれぞれ別々に申請する必要はなく、学生ビザを申請する際に、「就労はプログラムの必須ですか?」という質問へ「Yes」と回答し、就労がプログラムの一環である事が記載された学校からのレターを提出することで、この留学がコープ留学であることを示すことができます。

カナダ入国時点で学生ビザと就労ビザの両方が発給されることもありますし、入国時点では学生ビザのみ発給されることもあります。学生ビザしか発給されなかった場合は、コープの就労が始まるまでに、現地でコープ用の就労ビザを別途申請する必要があります。ビザについては移民局や移民官の判断次第なので、どのような形での発給となるかは事前に知ることはできません。

幼児教育など人と関わるプログラムの場合、学生ビザ申請の一環としてカナダ移民局が指定する医師の下で健康診断が必要です。健康診断には時間がかかることもありますので、時間的に余裕を持った準備が大切です。

※座学期間中に就労するためには(Off Campus Work Permit)、コープ用の就労ビザとは別に、学生ビザに就労が許可される旨の一文が記載されている必要があります。授業がある期間は週20時間まで、休暇期間中はフルタイムで働くことができます。

Co-opプログラム費用

専門学校とカレッジでは費用に大きな差がありますが、ここでは特に留学生に人気の高い専門学校のプログラム費用とご案内しています。

コーププログラムは「座学+就労」の構成ですが、費用はほぼ座学部分にかかるものなので、滞在期間に比べると大変リーズナブルな資金での留学が可能です。例えば2年プログラムの場合、座学2年のプログラムに比べてコープの場合は約半分の学費で滞在でき、さらにプログラム分野の就労経験ができるため、費用を抑えて1~2年程度の海外滞在をしたい人に人気があります。

Co-op留学費用例

コープ留学の学費は、学校やプログラムによって異なるため、平均的な費用として参考にしてください。

   
1年 2年
学費 72万~126万円 130万~180万円
滞在費 130万円 260万円
往復航空券 10万~20万円 10万~20万円
保険 6万~30万円 12万~60万円
交通費 12万円 24万円
合計 230万~318万円 436万円~544万円
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※$1=90円で日本円に換算しています。実際のレートは日々異なります。
※現地での交際費は含まれません。

専門学校のコープ留学は、学費の安さやプログラム期間中ずっと働けることから、費用面で大変魅力的な留学ですが、とは言え事前の資金準備が不要なわけではありません。座学期間中のアルバイトが思うように決まらなかったり、勉強が大変でアルバイトにかけられる時間がないといったこともあり得ます。滞在期間中の生活費をすべて現地で賄うことを前提とした計画は危険なので、出発前にしっかりと資金を準備しましょう。

Co-op留学までの流れ

専門学校のコープ留学について、学校の決定から出発までの流れをご案内します。

  1. 学校とプログラムを決める

    入学する学校とコーププログラムを決め、入学条件や入学時期を把握します。

  2. 学校のレベルテストを受ける

    IELTSやTOEICスコアがない場合は、学校のレベルテストを受験し、直接入学が可能か、または事前に英語の勉強が必要かを確認します。

  3. プログラムに申し込む

    現在の英語力によってプランを立て、学校へ申込書を提出します。

  4. 費用を支払う

    学校にて申込書が受理されると、学費の請求書が発行されます。

  5. 入学許可書の発行

    授業料の支払いが学校で確認されると、入学許可書が発行されます。

  6. 学生ビザの申請

    発行された入学許可書を以って、日本出発前に学生ビザを申請します。

  7. 航空券手配などの出発準備

    学生ビザの許可が下りたら、航空券手配や各種役所手続きなど最終的な出発準備を進めます。

  8. 出発

ワーキングホリデーとの違い

年齢

ワーキングホリデーは、30歳までにビザを申請する必要がありますが、コープ留学の参加には年齢制限はありません。そのため、31歳以上でワーキングホリデーには参加できない方でも、コープ留学でカナダで就労することが可能です。

人数制限

カナダのワーキングホリデーには毎年応募人数の上限がありますが、コープでは参加人数に関する規定はありません。

ビザの取得方法

カナダのワーキングホリデーは招待制のため、参加条件を満たして登録してもビザが申請できる保証はありません。招待される場合もいつ招待されるか分からないため、休学や休職でカナダに滞在できる時期が決まっている場合は特に、ワーキングホリデーでは計画が立てにくいことがあります。コープ留学は自分で決めた入学日に合わせて計画を立てることができます。

滞在期間

ワーキングホリデーは最長1年間のビザですが、コープ留学はプログラム期間によって、長ければ2年ほど働きながら滞在することができます。

履歴書への記載

ワーキングホリデーは学校へ通える期間が最長6ヶ月のため、多くの場合で学校は語学学校のみとなります。コープ留学では必ず専門プログラムを受講するため、終了時にはサティフィケートやディプロマといった修了証を得ることができます。プログラム期間も就労部分を含めた期間となるため、海外での長期間就学と修了証について履歴書に記載することができます。

職種

ワーキングホリデーでは、飲食店や小売店などのカスタマーサービス分野での就労が多く、それ以外の職種を目指している場合はなかなか英語環境での就職は難しいのが現状です。コープでの就労も経験が問われるため、いきなり新職種での就労は難しいですが、専門プログラムを学んだ上での就職活動なので、希望に近い環境での就職が叶う可能性がより高くなります。

事前に知っておきたいこと

  • 事前の英語コースについて

    コーププログラムにはそれぞれ入学に必要な英語力の条件が設定されています。英語力が直接入学に達していない場合は事前に併設の語学学校で英語を勉強することができますが、英語力の上達度はそれぞれのため、予定通りの期間で英語力が達成できないこともあります。この場合、コーププログラムの入学日を、次回受け入れ可能日に延期する必要があります。

  • 座学期間に就労するためには、学生ビザに就労が可能である旨の記載が必要

    コープ留学では、座学期間中もコープ以外の職種でのアルバイトが可能ですが、そのためには学生ビザに就労が許可される旨の一文が記載されている必要があります。学生ビザにその一文が記載されていない場合は、記載事項を変更するためにビザの延長申請をし、就労が許可される一文が記載された学生ビザが届いてから働き始めることができます。

    最初に英語コースの受講が必要な場合は、入国時には英語コースのみの学生ビザが発行されることもあり、その場合は現地で入学基準を満たした時点で学生ビザの延長申請をし、就労が許可される一文が記載されたビザが届くまで働くことはできません。

    ビザの申請期間はその時によって異なるため、コーププログラム開始後しばらくは働けない期間が生じることもあります。

  • 勉強が大変で座学期間中のアルバイトができないこともある

    思いのほか学校の勉強が大変で、アルバイトをする余裕がないと感じることもあるかもしれません。座学中にアルバイトができなかったことも想定し、余裕を持った資金準備をしましょう。

  • Co-opの仕事先が決まらないこともある

    基本的にコープでの就労は、一般の就職と同じように学生が自分で仕事を見つける必要があります。どの学校でも求人情報の紹介、履歴書の書き方、面接の方法など就職活動へ向けたサポートはありますが、企業への連絡や面接のアポイントなどはすべて学生本人がするもので、就職先が見つからない可能性はゼロではありません。コープでの仕事探しが心配な場合は、100%仕事の斡旋を保証している学校に絞るのも一案です。

  • 卒業後にポスグラは申請できない

    カナダ留学の魅力の一つに学校の卒業後に申請できるPGWP(Post Graduation Work Permit。ポスグラ。)という就労ビザがあります。その対象はカレッジや大学を卒業した場合で、多くのコーププログラムが開講されている私立専門学校のサティフィケートやディプロマは対象となりません。ゆくゆくはカナダでの就職や移民申請を目指している場合は、PGWPの申請が可能なカレッジ留学についてもご覧ください。

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